福岡県隊友会

公益社団法人 隊友会が目指すのは「国民と自衛隊とのかけ橋」です。福岡県隊友会は、北九州、京築、筑豊、福岡、小郡、筑後等、六地区会で組織され、国民と自衛隊の相互理解の深化、防衛意識の普及高揚、地域社会の健全な発展に貢献する活動などに取り組んでいます。

活動報告

忠霊塔の清掃等整備に協力

福岡県隊友会みやま支部(支部長 西山健次)会員6名は令和2年12月20日(日)、みやま市遺族会高田支部の方々と共に忠霊塔の草抜き・外柵樹木の剪定等の整備を行った。

この忠霊塔は日清戦争以降527柱のご英霊を合祀し、そのご冥福を祈ると共に、永遠の平和を願い昭和28(1953)年5月に高田町の方々のご尽力によって竣工されたものである。清掃等は遺族会が担っており、みやま支部は遺族会に協力し、毎回清掃活動等を行っている。

今回参加されたご遺族の中に、ブーゲンビル島で父親を亡くされた娘さんがおられ、ブーゲンビル島を訪れられた時のお話を伺うことが出来た。

ブーゲンビル島は昭和18(1943)年4月18日、連合艦隊司令長官山本五十六元帥が米軍機に撃墜された地でもあり、現地の方に案内され墜落現場も訪れたそうである。

提供を受けた写真は「一式陸上攻撃機」か?
亡くなられた総ての英霊のご冥福をお祈りしたい。
(筑後地区会長 堀口 敏憲)

戦没者忠霊塔の清掃奉仕

北九州地区会は、令和3年5月3日(子供の日)、北九州市小倉北区平和公園にある戦没者忠霊塔の清掃奉仕活動を実施した。

本忠霊塔は、昭和17(1942)年に旧陸軍が設置した。佐賀の乱(1874)以降、第2次世界大戦までの戦没者等が合祀されている。


当日は小雨模様であったが、北九州はコロナ感染が少数であったので、会員は雨着やマスクを着用し清掃奉仕を実施した。雨にも負けず、コロナにも負けず、清掃を滞りなく終了し、全員で忠霊塔の御霊に黙とうささげた。


我々が絶対忘れてはならない国に命を捧げられた戦没者及び公務戦死者の御英霊に感謝の気持ちを捧げつつ、爽やかな汗をかかせて頂いた。
(北九州地区会事務局)

新たな女性自衛官の活躍

海上自衛隊の潜水艦に、初の女性幹部乗組員が誕生した。

2等海尉の竹之内里咲さん(27)。部隊実習を終え令和3年5月18日、 呉基地(広島県)を母港とする練習潜水艦「みちしお」の幹部としてスタートを切った。

竹之内さんは北海道出身で大学卒業後、2017年に入隊。潜水艦乗組員の適性を評価されて志願。専修科潜水艦課程で船体構造や武器の概要、指揮官としての職務などを習得した後、昨年6月から「みちしお」で部隊実習に取り組んでいた。

艦内ではプライバシーを確保する女性区画を整備しており、昨年10月には女性初の潜水艦乗組員が誕生している。

海自倉島岸壁(佐世保市千尽町)で18日、竹之内さんに潜水艦に関する業務が行われた。
(那珂川支部長 横手 政隆)

土持防災士と7人の侍?が指導したコロナ禍での地域防災訓練

最初に、皆さんは『土持秀喜』という名前に覚えはありませんか。

土持さんは、時どき隊友(新聞)に投稿する一方、在住する地域(団地)では自衛隊OBとしてだけではなく、防災士としての資格と経験(東日本大震災時には自衛隊OBで編成した除染作業隊の責任者)を活かし、自ら希望して長年に亘り地域(団地)の防災主務者(リーダー)として活動している人です。また、7人の侍(有志)は同じ地域内の各ブロック(地域を6個のブロックに区分)にあって、自衛隊を退職後は第2の人生で仕事を抱える忙しい身にもかかわらず、土持さんを防災面で補佐している若手の会員です。そしてここに書く話は、土持さんが隊友の3月号に投稿した〝庶民レベルの防災訓練〟の裏(苦労)話です。 

実は、令和2年度は8人が主体となり数年かけて断片的にやってきたこれまでの防災訓練を再度練成し、最終的に『団地総合防災訓練』を実施する年だったようです。

所が、暖かい春になれば終息?すると思っていたコロナが収まる気配を見せないことから、計画を進めるべきか、やめるべきかという大変な葛藤があったようです。

しかし、災害はいつ起きるか分からいし、元自衛官としては、できない理由を考えるよりやるための方策を考えるべきだという思いから、7人に「コロナに負けず、コロナを正しく恐れながら、訓練をやろうと思う」ということで聞いた所、日頃から団結固く活動していることもあり全員が「やりましょう。できる限りの協力をします。進めてください」という意見だったようです。

そこで、改めて7名を各ブロックの指導係(助教)に指名し、自らは教官として守るべきコロナ対策を確認しながら、5月から8月にかけて教官・助教一体となって自衛隊が得意とする着実・段階的な訓練を重ね、9月1日の総合訓練では土持さんは企画統制の責任者として訓練を指導されたとのことです。

その結果、総合訓練を視察に来られた(本音は、コロナの感染拡大が心配で状況確認に来られたと思われる)市長さんも地域住民一体となってのマスク下の一糸乱れぬ訓練に感激し、簡易消火器の訓練には背広にマスク姿のまま飛び入りで参加をされ、終了後は「すばらしい!」と称賛されたそうです。

蛇足ですが、土持さんの話では、「訓練が成功できたのは、自衛隊OBが積極的に地域に溶け込んで活動していることもさることながら、何より区長以下の役員間は勿論のこと、団地全体の結束が固いことにある」ということでした。皆さんの住んでいる地域は如何ですか。

最後に、折角の機会ですので、7人の侍(有志)の氏名を申し上げますと、武石正人・松尾健次・濱田勝利・安本忠治・村上一行・津曲松雄・大倉道夫の皆さんです。
(小郡地区会長 藤井 敬文)